top of page
chigasaki-keijukai

令和5年 慶寿会9月の催し


 

★9月14日(第2木曜日)フラワーデザインの会午前11時より                1階 リハ室   講師   田鹿由美子先生

★9月14日(第2木曜日) 慶寿会コーラス会  午後1時20分~2時30分

 1階 デイケア室 歌唱指導及びピアノ伴奏 鵜飼文子先生

★9月16日(第3土曜日) 洋画研究会  

2階 リハビリ室    午後1時~3時

★9月22日(第4金曜日)楽しいパン作りの会 午後1時~随時

2階  調理室    講師  田村節子先生

★9月28日(第4木曜日)書道教室  1時~随時

  1階 リハ室   講師 田村節子先生  13時~随時

     ㊟新聞紙・拭く物(雑巾、ペーパータオル等)御持参下さい

 

 今年の夏は気温が高く,雨も降らず、炎天下が続く夏らしい夏でした。熱中症の報告も多くあり、警戒が叫ばれていましたが冷房の普及しているわが国では、大きな問題は起きなかったようです。


冷房など無く、むしろ汗を流すことで涼を取っていた私達の年代からみれば夢のような時代です。それではひ弱な人間ばかりになるのではないかと心配もありますが多くのスポーツが最悪の時間を避けつつ適切に施行されているのをみると、うまくやるなと感心するばかりです。


人間の適応力は限度が守られれば無限大です。その限度が人によって違うことは残念ですが、逆に言うと能力差が無いと成り立たない社会でもあるので,適応や能力の大切さがわかります。その適応力は訓練によって変わるので人間社会が形成されたのです。感情の動物と言われる人間は自己主張が強く,中々客間的立場を認めようとしませんから,常に争いが絶えません。そのためにいろいろな法律を作って逸脱する人を防いでいるのです。窮屈ではありますが仕方がないことです。


相手の立場を尊重するのは大切なことですが我の強い人には耐え難いことなので争いが絶えないのです。私が大学で高血圧症の研究を始めた時、すぐに人の血圧は感情に左右されることに気付きました。心が高ぶると同時に血圧が上がります。これは感情の高ぶりによる自律神経の緊張状態を示しているのです。


私の医師としての土台はこの時に始まりました。人の感情が高ぶる時は交感神経の緊張状態を示し、それを落着かせるために次に副交感神経が働き正常状態に戻ります。この仕組みは簡単なようで複雑であり若い時はコントロールが下手ですが、経験を重ねると共にコントロールが上手(うまく)になっていくのです。


高齢者はむやみに興奮しないのは、自律神経をコントロールする脳の機能が年を取る程にコントロールされるからなのです。良く言えば冷静、悪く言えば無感動と言うのでしょうか。

よく言えば冷静、悪く言えば無感動を示すのです。


感情の差し引きをゆっくりさせるのは高齢者の特徴でもあります。良く言えば冷静、悪く言えば無感動になって行くのです。100歳を超えどこが変わったかを考えましたがはっきり変わったものはなにもありません。然し記憶力については不確かな部分があり抜群とは言いかねます。まあ年齢相応なレベルなのでしょうか。


閲覧数:20回0件のコメント

コメント


bottom of page