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令和4年 慶寿会10月の催し

★10月13日(第2木曜日) 慶寿会コーラス会  午後1時20分~2時30分

 1階 デイケア室 歌唱指導及びピアノ伴奏 鵜飼文子先生

★10月15日(第3土曜日)   洋画研究会  

2階 リハビリ室    午後1時~3時

★10月20日(第3木曜日)フラワーデザインの会  14時~

    1階 リハビリ室   講師   田鹿由美子先生

★10月27日(第4木曜日)医療懇談会 午後1時~10分間その後

 書道教室  1階リハ室   講師 田村節子先生  13時~随時

  新聞紙・拭く物(雑巾、ペーパータオル等)御持参下さい

★10月28日(第4金曜日)楽しいパン作りの会 午後1時~随時

2階  調理室    講師  田村節子先生


月中と月末に台風が来ましたが当地には何の風害もなく過ぎて行きました。新型コロナの警戒解除がされて、人の動きが活発になりましたが感染者の増加も無く過ぎて居ります。慶寿会の諸事業も活発に催されて会員の皆さんは増々お元気のようです。


栄区主催の書道展は11月16日から催されるので今月の書道会は出品の準備で田村先生御指導のもと、約10名の会員は熱気にあふれて居ました。田村先生は大忙しでしたが、夫々に適確な御指導と時には手を入れて下さるのでわかり易く、会員の上達が眼に見えて来ました。


書の文章には歴史文学、人倫に関する意味があり、うまい人の書にはその内容を高める別な意義があります。取り付き易いがふところの深い芸術です。因みに本院待合室に掲げられている横額の文書は開院時笠間にお住みになっていた書家だった患者さんから寄贈されたもので論語(里仁編)の「徳は孤ならず必ず隣あり」前部であり、皆さん御承知の有隣堂はその下の部分を取ったものです。誠に有難い言葉ですが、本院に徳が備わって居たかどうかは皆様の心に問うしかありません。


このように漢字の書は中国を祖とするもので、字体を洗練すればする程、意味と美的感覚に溺れ込んで行くのです。今回の私の書は前回に続き、私作の人生訓「人は人のためにあることを自覚し、助け合い、睦み合い、学び合い、楽しみ合って健やかに生きる」です。


この文章は茅ヶ崎で社会福祉法人慶寿会の理事長としてカトレアホームと松林ケアセンターを経営していた頃、デイサービス事業拡充するため後藤所長(既に定年退職)と共に事業所に適した家探しの鉄砲通りやラチェン通りを歩いて廻っていたのですが事業所の内容を表現することば探しの中から浮かんだ文章なのです。人が健やかに生命を全うするためには人は多くの人に接し、睦み合い学び合わなければならないのです。そして人が最も充実されるのは思考や芸術の世界を共にすることです。


慶寿会はこうした思いから結成されたのですが、既に中区に於いて30年、栄区に於いて20年の時を経て居り、自由な関係の中に深い相互理解で親睦と向上心が生まれて居るのは御承知の通りです。私自身もその内の一人ですがまだやりたいことがたくさんありとてもまだ死ぬ気になれません。


一昨年はふとした病変から死にかかったのですが近代医学のお陰で生き返りました。あと何年もつかわかりませんが、心臓以外の老化現象は少ないので、まだ数年は今のままで居られることを信じてやりたいことを見付けながら生きて行きたいと思っています。

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