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理事長 小笹慶資

令和3年 慶寿会10月の催し  (慶寿会 会員対象)

・10月14日(第2木曜日) 慶寿会コーラス会  午後1時~2時30分

     1階 デイケア室 歌唱指導及びピアノ伴奏 鵜飼文子先生

・10月16日(第3土曜日)慶寿会絵画の会  午後1時~3時

     2階 リハビリ室 指導 吉崎道治先生 

・10月25日(第4月曜日) 楽しいパン作りの会  12時30分より

     2階 調理室 講師 田村節子先生

・10月28日(第4木曜日)医療懇談会  午後1時から

     1階 デイケア室 「遺伝子診断」ついて30分 

     書道教室  講師 田村節子先生  1時間

     注)新聞紙・拭く物(雑巾、ペーパータオル等)御持参下さい

※10月のフラワーデザインの会はお休みです。

・10月 日(第4土曜日)フラワーデザインの会 12時~随時

     2階 リハビリ室 講師 田鹿由美子先生 ㊟開始時間変更

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 二百十日は台風の季節と子供の頃に教わっていたが、この頃は誰も言わなくなった。それぐらい近年の台風は気まぐれなのである。立春から二百十日で数えれば9月1日頃であったが何も気配もなく、9月の終わりの今頃になって大型がやって来そうな気配である。なるべく免れて欲しいのだが、台風と同じく私のからだも不安定で、数日前二階の階段を暗いまま登ろうとして踏み外し尻餅をついた。今迄なかったことが起きる。老化現象だが笑ってもいられない。


 さて、有難いことにコロナはやや収束に向かっているので、行政からの発表はまだわかりませんが、来月の行事はすべて実施することにしました。やりたいことをやって元気を出さないと体力も景気も落ち込んでしまいます。ピラティスの会員は30名を超し使用する北欧の運動機による体操も定着しました。更にバレエ音楽を用いた基本体操も心地よく実施されています。リーダーがしっかりしている証拠でもあります。


 さて念願の画集Season2が出来上がりました。ついでに画集1も復刻出来ましたので近くお配りします。私の生きた時代の一つの歴史として御笑覧下さい。更に懸案(私自身)の墓地修理も終わりました。白ミカゲの墓石とタイルで地面を覆ったので全体が明るくなりました。確実ではありませんが10月20日頃に法安寺さんに「みたまいれ」の回向をあげていただくことになっていますが、その際特別に家族は呼ばず作業に従事した石半さんの方々、カトレア施設長の青柳君、本院の関係者、慶寿会の方に参加いただこうと考えて居ります。


 もともとは母の骨壺を収納する墓のみを考えていたのですが石半さんと話しているうちに、既に6代目を迎えた思いから、小笹家医系図を作って世に示そうと考えるようになり相談したところ、それにふさわしい墓石があると教えられ、字数が多くても大丈夫とわかったので中等大の3ケの墓石の表裏を使って、小笹家医系図を作製することにしました。全体としては控え目でよかったと思いますが、ふと考えたのですが、一般の墓には故人の名前又は少しの経歴が記載された(勿論有名人は別ですが)。これからは彫刻に大きなお金はかからないので、主な来歴や愛称など刻んで残すようにしたらお墓が楽しいものになるのではないか等考えます。


 然しそれにも問題があります。人の死には様々な因縁が付き纏うからです。墓参については夏目漱石の作品(題名は忘れた)を思い出します。ある学者先生が毎月一定の日に墓参りをされるので、同居の弟子が尋ねたところ、先生が学生の頃下宿先のお嬢さんに恋して受け入れられたところへ親友が下宿に来て、そのことを知らずお嬢さんを恋したことを告げられたがそのことを教えずに知らず居たため、それを知って親友が自殺してしまった。隠した罪悪感から逃れられず、それ以来墓参を続けているという話であったが、怨念の付き纏う話であり、この場合矢張り墓は石だけがよいと思われます。漱石は日本人の心理を様々な作品で表現していますが、草枕の序文が好きで眠れない時は必ずテープを聞くことにしています。


 さて原稿を書いているうちにコロナの全面解除が伝えられました。台風一過の楽しい10月となることを祈っています。


以上

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