令和4年 慶寿会12月の催し
- chigasaki-keijukai
- 2022年12月9日
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★12月 8日(第2木曜日) 慶寿会コーラス会 午後1時~2時30分
1階 デイケア室 歌唱指導及びピアノ伴奏 鵜飼文子先生
★12月15日(第3木曜日)フラワーデザインの会 11時~
1階 リハビリ室 講師 田鹿由美子先生
★12月17日(第3土曜日) 洋画研究会
2階 リハビリ室 午後1時~3時
★12月22日(第4木曜日) 書道教室 午後1時~
日期通期1階 リハ室 講師 田村節子先生
㊟新聞紙・拭く物(雑巾、ペーパータオル等)御持参下さい
今日は勤労感謝の日、暦の上の秋分です。暑さ寒さも彼岸からが今も通用するのか、急に冷え込んで来ました。
カトレアホームの青柳所長と松林ケアセンターの平本所長に手伝っていただいたお蔭で墓石の「み魂入れ」は無事終了しました。子供達の代表で貴夫先生が参加して呉れたので御先祖様は喜んで呉れたことと思います。
法安寺からは妙蓮師と義丈和尚のお念仏を戴きました。義丈さんは昨年に引き続き今年も日本画で日展の特選を受けて居られる異才のお婿さんです。妙連師の御自慢もさることながら、檀家としても 大変心強いことです。むかしお嬢さん方が京都の知恩院大学受験の際健康診断書を書いてあげたことを思い出します。
年月は思わぬ力を発揮して呉れるものと感じます。思えば茅ヶ崎のカトレアホームは40周年を祝ってから早や4年、千葉オアシス慶寿は10周年から早や2年、老人クラブ慶寿会は結成後62年になります。
中区に居る頃は毎年バス旅行や宴会を催す等盛んなグループを形成して居ましたが、私が笠間に帰ってからは主として医療に関係のある組織としてスタートしつつ、書道、絵画、陶芸等の外、中味の濃い医療懇談会を実施して来ました。一昨年医業の主役を秀樹先生に譲ってからは慶寿会の皆さんとはより近しい時間が出来たので、「共に健やかに老いる」をテーマに書道、絵画、コーラス、パン作りの会等に参加して「共に生きる」を実践して居ります。
まだ手の震えもなくボケ症状も無いので日野原先輩と同じくあと5,6年はもつような気がします。ぺ―スメーカーに支配されたからだですからそれ以上はわかりませんが気力体力に大きな衰えのないのは確かです。
さて、かねてカトレアホーム施設長青柳君に頼んでいた「慶寿会報のまとめ」が3冊の冊子として出来上がりましたので近くお贈り出来ると思います。平成元年に笠間に帰ってからのもので1冊目は平成9年から19年迄、2冊目は平成20年から27年迄、3冊目は平成28年から令和4年迄となって居り、全体の書名を暁(あかつき)と命名しました。青柳君に言われてふと浮かんだ言葉ですが、前施設長の岸谷さんがホーム前面より午前6時の富士山を写した写真のイメージから思いついた題名です。
既に亡き人も含めて慶寿会にかかわった多くの会員や先生方のお名前が出て来ます。亡くなられた方も多く、すべては思い出ではありますが、私は思い出こそ人を支える力だと信じて居ります。
私は月2回千葉県富津市の田舎に作った老人ホームオアシス慶寿を訪問しますが、横浜港の巨大な海橋を通り、東京湾の海面下の巨大トンネルを通り、更に長大な木更津海橋をわたり更に高速道路を30分、約1時間半で現地に到着します。その間木更津、袖ケ浦、君津、富津の地名が並んでいます。これらの名前は古事記のヤマトタケルの東征に因んで居りますが私の好きな歌が一つあります。東京湾で嵐に会い海の怒りを静めるために妃の乙橘姫が海に身を投げたという有名な物語があります。木更津、袖ケ浦、君津、富津等の地名はすべてこの物語から来ています。私が特に惹かれるのは次の歌です。
君さらず袖しが浦に立つ波のその面影を見るぞ悲しき
命の心情を映した見事な詩です
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